作品紹介
タイムリープ現象に悩む主人公。

売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる現象に悩まされていた。その現象とは、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムリープしてしまうというものだった。この現象に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
昭和63年、苫小牧の街が舞台。

ある事件をきっかけに、悟は1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件が頭をよぎる。1988年にリバイバルした悟は、直後に起きるはずの連続小学生誘拐殺害事件を阻止しようとする。舞台は苫小牧。幼少時代に過ごした懐かしい街並み。そこで待ち受けるさまざまな事件やトラブル…。果たして、物語はどう展開していくのか。
苫小牧の街並みがリアルに描写。

原作は、苫小牧市出身の「三部けい」の漫画。過去に起きた連続誘拐殺人事件の犯人探しに奔走する主人公・悟。真犯人を探しながら、虐待を受けた同級生をも救おうとする時間逆行サスペンス!各界から熱い注目を浴びる『僕だけがいない街』は、マンガ・アニメのほか、実写映画やドラマとしても公開されている。映像作品の舞台となる苫小牧市の様子もリアルに描写され、話題を集める。